活躍する同窓生

令和６年４月から札幌市役所で経済観光局長の任に就いています。昭和63年に就職して以来36年、昭和・平成・令和、実に３時代に渡り市役所に勤務をしていますが、約半分の期間は経済観光局関連の仕事をしています。現在は局長として計画の策定から、企業誘致、スタートアップ創出、観光振興、ロケ誘致、商店街活性化、食の海外輸出、雇用創出、農業振興、中央卸売市場の運営等々幅広い業務に携わっています。行動範囲も国内だけでなく、海外に行く事もありますが、大変充実した、刺激的な日々を過ごしています。今、札幌市は50年に一度といわれる都心の再開発が進み、オフィスビルが一気に増え、さらに国の指定を受けたGX金融・資産運用特区や半導体のラピタスの進出など大きな変革期を迎えています。これらの追い風を活かして企業の誘致を積極的に進めるとともに、全ての事業において企業や大学、金融機関、経済団体、そして他の自治体などの連携を強化し、札幌だけでなく北海道全体の経済活性化のため日々奮闘しています。

今思うと大学時代は、あまり勉強をしていなかったのかなと反省しています。そして、特に冬場は、今のように地下鉄直結ではなかったので、中島公園駅から橋を越えて通学するのは寒かった記憶があります。でも旅行研究会に入って全国を旅したり（その影響で今は城巡りにはまってます）、学校祭の実行委員会で渉外担当になりスポンサー集めに歩き回ったり、遊ぶため？に様々なアルバイトで社会経験を積んだり、憲法のゼミで憲法9条を熱く語ったり、今となっては全て良い思い出です。長女も北海学園大学経営学部卒（チアリーディング部所属）なので、私の後輩になります。学校祭などの行事で父兄として校内に入った時には学校も学生も雰囲気が随分変わったな～と感じていました。

大学4年間は本当にあっという間です。でも大学時代に出会った友人は一生の付き合いになります。私も卒業して36年、今でも定期的に会っている友人が沢山います。その時は学生時代にタイムスリップした感覚に。そして仕事の面でも、札幌に限らず東京勤務時代（3年間東京事務所勤務）にも、同窓生には色々と助けてもらってます。在学中は気づかないかもしれませんが、北海学園大学での学生生活・出会いは皆さんにとって、一生の宝物になると思っています。そして就職を考える時に、公務員、特に札幌市役所を志される方がおりましたら、先輩として温かくお迎えいたします。結構楽しい職場ですよ！これからの皆さんのご活躍を心から期待しています。